「善福寺(ぜんぷくじ)公園(東京都 杉並区)」の紹介です。この公園は「善福寺川」の水源となる「善福寺池」のある都立公園となります。
前回の「「善福寺池公園」-1 (東京都 杉並区)」からの続きとなり、本年(’21年)5月に相方と2人で訪れました。


「善福寺池」は一つの池かと思っていましたが、「上の池」と「下の池」と2つの池になっています。
そして、それらの2つ池をつなぐ水路があり、ここは「遅野井(おそのい)川親水施設」と言う場所となり子供達が水遊びをしていました。この施設は比較的最近(2018年)に整備されたとの事です。


訪れたのは5月となりますが、既に開花している「紫陽花」や「サツキ」も見られました。

 

亀が気持ち良く甲羅干しをしていました。


「カワセミ」も生息してるようですが、残念ながら訪れた日には見られませんでした。鴨はたくさん見られました。

 

子連れの鴨です。何を食べているのかは分からなかったですが、お食事中のようでした。

 

「下の池」には蓮が群生している場所がありました。



 

餌をほしがっているのでしょうか? 近寄ると鯉が口を水面から出して寄ってきました。


ここが「善福寺池(下の池)」の下流部となり、左側の石壁から「善福寺川」に水が流れ出して行くことになります。

 

ここから「善福寺川」となります。「善福寺川」は「一級河川」となりますが、「東京都 中野区」で「神田川」に合流しますので、川の長さとしては11Km程度になります。
後で調べて分かったことですが、都市化とともに「善福寺川」の水量が激減し、昭和50(1975)年頃から上流部にはほとんど水が流れていなかったそうです。そのため、他の水系(千川上水)に流れていた下水高度処理水を、「美野山橋(下の写真の上部に写っている橋となります)」のたもとへ送水する事により水量が確保され、魚類の繁殖が可能となり、コガモやヒドリガモ、コサギといった水鳥に加え、カワセミも見られるようになったたとの事です(Wikipediaより)。
下の写真の左側から送水されるのだと思います


天候に恵まれた日となりましたので、「善福寺公園」を後にして近くを散策しました。その様子は次回に続きますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。