本年(’19年)も残すところあとわずかとなりました。2019年に本ブログで紹介させて頂いた中から旅行を中心とした今年の振り返りとなります。
前回の「2019年の振り返り-2」からの続きとなります。
(題名をクリックするとそのときの記事が別ウィンドウで開きます。)


6月: 長野・岐阜・石川県 旅行



6月に2泊3日のツアーで「長野、岐阜、石川県」に訪れました。
「海野宿(うんのじゅく)(長野県 東御(とうみ)市))」 です。
海野宿は江戸時代の1625(寛永2)年に北国街道の宿駅として開設されたとの事です。北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ重要な街道で、佐渡で採れた金の輸送、北陸の諸大名の参勤交代のほか、江戸との交通も頻繁で善光寺への参詣客も多くあったとの事です。

 

隣家との間の屋根を少し持ち上げた塀のような物が見られますがこれは「うだつ(梲)」です。
富裕な家でなければ「うだつ」を設置できなかったので「うだつが上がらない」の語源と言われています。
「うだつ」のある町並みは日本中で少なくなっているとのことですが、ここ「海野宿」の「うだつ」そして町並みもいつまでもその姿を残しておいて欲しいと思いました。


 

「平出(ひらいで)遺跡(長野県 塩尻(しおじり)市)」 です。
縄文時代から平安時代にかけての大集落跡で復元された住居が見られました。

 

1泊目の宿泊は「
昼神温泉 昼神グランドホテル天心(長野県下伊那郡阿智(あち)村) 」 さんにお世話になりました。
「阿智村(あちむら)」は「環境省認定の日本一の星空の村」との事でが、以前にも紹介させていただきましたが、私は星運に恵まれておらず、残念ながら今回も星を見ることが出来ませんでした。

 
2日目は「付知峡(つけちきょう)(岐阜県 中津川市 付知町)」などを観光しました。
「付知峡」は不動滝など大小問わず無数の滝があり、途中には吊り橋もある景勝地となります。

 
「菅沼合掌集落(富山県 南砺(なんと)市)」です。現在9戸の合掌造りの家屋が残っているとの事で、「白川郷(岐阜県)」よりはこぢんまりした集落となりますが、日本の原風景の風情を感じることが出来ました。

 

2日目は「
森の栖(すみか)リゾート&スパ(石川県 加賀市)」さんにお世話になりました。

 
部屋にも沸かし湯(温泉では無い)となりますが半露天風呂が付いていて、安価なツアー旅行としては良い部屋でした。

 

3日目は「ハクバマウンテンハーバー(長野県 北安曇郡 白馬村)」に訪れました。
山の中につきだした「ハーバー(Haber=港))のような場所に飲食店、展望スペースがあります。

 
訪れたのは6月となりますが、残雪の残る山々を見ることができました。

 


7月: 福岡(福岡県 福岡市)旅行



7月に相方と福岡旅行に行きました。 期限切れ間近のJALのマイレージを利用した個人旅行となり、観光よりも飲食を楽しみました。
「博多駅」近くの「河太郎 (福岡県 博多区)」さんで「呼子のイカ活き造り」を頂きました。「河太郎」さんは「元祖呼子のイカの活造りの店」とも言われ、1961(昭和36)年に「佐賀県 唐津市 呼子町」で創業されたお店との事です、現在は、その「呼子店」と福岡市内に2件、お店があるとのことです。


 
夕食は「博多の一口餃子」を「博多駅」近くの「旭軒」さんで頂きました。

 
そして、博多で外せない「豚骨ラーメン」も2日目に頂きました。「博多麺屋台 た組(福岡市 博多区)」 さんに訪れましたが、このお店は「福岡市 中央区」 にある「ラーメンTAIZO」さんの姉妹店とのことです。

 
帰路の飛行機の中でも博多の味を楽しんで帰りました。




9月: 小田原(神奈川県 小田原市)旅行



本ブログで何回か紹介させて頂いていますが、我が家の先祖は江戸時代の1686(貞享(じょうきょう)3)年から幕末、明治時代の初期まで小田原に住んでいました。現在では親族、知人は誰もいないのですが、お墓が小田原にありますので日帰りとはなりますが年に数回訪れています。
「小田原」までは「小田急」の「ロマンスカー」を使いますが、今回は運良く進行方向一番前の「展望席」を利用することができました(別料金は不要です)。

 

正面には「富士山」も見られました。訪れた日の夕刻の天気予報でこの日の「富士山の笠雲・つるし雲」が紹介されており、この写真と同じ雲模様の「富士山」がテレビでも見られました。
正面の「富士山」の上にかぶっているのが「笠雲」そして、右側のUFOのような雲が「つるし雲」となります。
「つるし雲」「笠雲」は 、上空の風が強かったり湿った空気が存在する際に発生しやすいとのことで、天候悪化の予兆と言われています。確かにこの日の夕刻は天気が崩れたと記憶しています。

 
お墓参りを終え「小田原城天守(神奈川県 小田原市)」を見学しました。



昼食は「だるま料理店」さんで頂きました。(「小田原駅」から徒歩10分、「小田原城 馬出門」から徒歩5分程度の場所となります)1893(明治26)年に創業されたお店となり「関東大震災(1923年(大正12)年)」で店舗を損壊しその後、再建された建物となりますが、建築年代や意匠から、2002年(平成14)年に「国の登録有形文化財」に登録されていることになります。

 
このお店には今から6年前の’13年にも訪れたことがあり、その際には地物のネタを使ったお寿司を頂きましたので、今回は創業から続く名物の天丼を頂くことにしました。数量限定の「こだわり天重セット」となります

 
本年(’19年)の振り返りは何回に渡り紹介させて頂きますので、今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。