「小豆島(香川県)」観光、「二十四の瞳映画村」などの紹介です。 
本年(’23年)1月に相方と2人で2泊3日の個人旅行で「小豆島(香川県)」、「高松(香川県 高松市)」へ訪れました。前回の「
「小豆島観光」-3 ('23年1月 小豆島・高松旅行-8) 」の続きとなり、旅行2日目の紹介となります。 「島めぐり観光バス」を利用して島内観光をしました。
前回、紹介させて頂いた「寒霞渓(かんかけい)山頂」を後にして、「二十四の瞳映画村」に向かいました。
「二十四の瞳映画村」に到着です。


「二十四の瞳」の小豆島ロケのオープンセットを活用した施設群となります(有料)。「二十四の瞳」は、1954年(高峰秀子さん主演)と1987年(田中裕子さん主演)に映画化されています。ここは後者の映画撮影で使用された「岬の分教場」等、14棟のオープンセットを公開している場所となります。
尚、作者の壺井栄さんの小説の中では冒頭で舞台となる場所を「瀬戸内海べりの一寒村」とされており、具体的な地名は出てこないのですが。壺井栄さんの故郷が「小豆島」であることから、「二十四の瞳」物語の舞台が「小豆島」に設定されたことになります。



小説の内容は多くの方がご存じかと思いますが、女性教師と12人の生徒のふれあいを軸に、先の大戦の中で教師と生徒たちの苦難や悲劇を通し、戦争の悲壮さを描いた作品となります。



映画の主要な舞台となった「岬の分教場」のセットです。「旧苗羽(のうま)小学校田浦分校」を複製した建物となります。
後述しますが、「旧苗羽小学校田浦分校」はこの映画村の近くに現存しています。



昔懐かしい木造校舎です。

 



ここは「汐江(しさえ)海岸」沿いにあり校舎の窓からも美しい海の風景が眺められます。



訪れたのは一月となりますが、穏やかな「瀬戸内海」の風景が眺められました。

 



懐かしい「給食」を食べられる食事処もありました。


  
約1万m2ある広さとなりかなり見応えがありました。



壺井栄さんの旧邸の内部が再現された場所となります。



小川が流れていて餌が欲しいのかのぞき込むと近寄ってきました。

 



先日も紹介させて頂きましたが、「香川県」は「千葉県」、「兵庫県」、「群馬県」、「愛知県」に続き醤油の生産量は全国5位で、そのうちの約半数近くが「小豆島産」との事です。
「ヤマロク醤油」を使用したソフトクリームを頂きました。醤油が甘さを引き立てている感じで美味しく頂くことができました。

 

この「ヤマロク醤油」の「鶴醤(つるびしお)」は完成までに4年かかるとの事です。

 

「二十四の瞳映画村」の駐車場に大きな白いオブジェクトがありました。
これはプロダクトデザイナーである清水久和さんの「愛のボラード(ボラード/船を繋留するための岸壁にある柱)との事でした。

 
            
先述のように「旧苗羽小学校田浦分校」は現在も保存されており、
「二十四の瞳映画村」から約800mの場所にあります。1971(昭和46)年に廃校になりましたが、建物内部の見学もできるとの事です(有料)。私たちは車窓からの見学となりました。



 

美しい「瀬戸内海」の光景を見ながら「二十四の瞳映画村」を楽しめました。ツアーバスに戻り次の訪問地に向かいました。

4月になってしまいましたが、本年(’23年)1月に訪れた「小豆島・高松旅行記」は何回かに渡って紹介させて頂きますので今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。