「億首川(おくくびがわ)マングローブ林」、「ウッカガー(金武大川 / きんおおかわ)」の紹介です。いずれも「沖縄県 金武町(きんちょう)」にある場所となります。本年(’22年)4月に「沖縄本島(沖縄県)」に2泊3日のツアー旅行で相方と2人で訪れました。
前回の「
「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」- 2 ('22年4月 沖縄本島旅行-12) 」からの続きとなり旅行3日目、最終日の紹介となります。
1泊お世話になったホテルを後にして、ツアーバスで約14Km離れている次の目的地に向かいました。
利用する機会は無かったですが、バスの車窓から宿泊したホテルの「マリンスポーツエリア」が見られました。



「億首川マングローブ林」に到着です。「マングローブ」とは熱帯・亜熱帯地域の海水と淡水が混ざり合う場所(河口汽水域の塩性湿地)に生える植物の総称となります。



「億首川」周辺は「沖縄本島」で唯一4種類の「マングローブ」を見ることができる場所となり、「マングローブ」の説明パネルがあり、「オヒルギ」、「メヒルギ」、「ヤエヤマヒルギ」、「ヒルギモドキ」の4種類になります。



この辺りは「日本の重要湿地500」の1つに設定されていて、全長280mの散策路が整備されています。



ツアー旅行となり滞在時間に制約がありましたが、マングローブの林を見学することが出来ました。





そして「億首川」ではカヤックツアーも利用出来るようでした。マングローブ林の中をゆっくり進みながら周りの景色を眺めるのも楽しそうでした。


 
「億首川」の豊富な水に恵まれ、周囲には水田も見られました。



「億首川マングローブ林」を後にして約2Km離れている「ウッカガー(金武大川 / きんおおかわ)」に到着です。



1日の湧水量は1,000トンを超えと言われており、上水道が普及する以前は、飲料水や洗濯用水として利用され、干ばつ時も水量は変わることなく、現在も「長寿の泉」として親しまれているそうです。
そして、1924(大正)13年、「昭和天皇」の御成婚を記念して構築されたこの地域の共同井泉となります。



流れ出てくる「長寿の泉」を拝見することが出来ました。このように水の出る場所が何カ所もあることになります。



そのまま飲んで見たくなりますが、飲料として利用するためには煮沸が必要との事です。そして、生き物もいるようです。



下の写真の右側には「カニ」、左下には「エビ」がいるのが見られました。



この辺りでも「ハイビスカス」がみられました。



ツアー旅行も含め「沖縄本島」には何回か訪れていますが、「億首川マングローブ林」、「ウッカガー(金武大川 / きんおおかわ)」は今まで存じ上げませんでした。場所は以下の地図を参照頂ければと思います。
地図中央部の赤いピンが「ウッカガー(金武大川 / きんおおかわ)」、その右上が前半に紹介させて頂いた「億首川マングローブ林」となります。




まだ、午前中となりますが、今回のツアーの観光は全て終わりとなり、「那覇空港」へ向かいました。

本年(’22年)4月に訪れた「沖縄本島旅行記」は何回かに渡り紹介させて頂きますので、今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。