「斎場御嶽(せーふぁーうたき)(沖縄県 南城(なんじょう)市)」等の紹介です。本年(’22年)4月に「沖縄本島(沖縄県)」に2泊3日のツアー旅行で相方と2人で訪れました。
前回の「
「DMMかりゆし水族館(沖縄県 豊見城市)('22年4月 沖縄本島旅行-7) 」からの続きとなり旅行2日目の紹介となります。
「DMMかりゆし水族館」を後にして、次の訪問地である「斎場御嶽」に向かいました。「斎場御嶽」は「沖縄本島」の東海岸に位置していますので、正面に見られるのは「太平洋」となります。左側の細い島は「琉球王朝」時代から数々の神事が行われていて「神の島」とも呼ばれている「久高島(くだかじま)(沖縄県 南城市)」となります。
「ニライ橋」と「カナイ橋」が合わさり「ニライ・カナイ橋」とも呼ばれている太平洋が美しく見られる橋を通って行きました。



「県道86号線」から「国道331号線」へ下る途中にあり、海に向かって大きくカーブしている全長660mの橋となり’02年に開通したとのことです。



「ニライカナイ」とは海の向こうにある理想郷の様な意味の様です。



急な斜面を緩やかに通る様に工夫された橋となります。



 

「斎場御嶽」に到着です。「ニライ・カナイ橋」のU字形状は下の地図からも分かりました。「ニライ・カナイ橋」、「斎場御嶽」とも初めて訪れた場所となります。


入り口に到着です。尚、入場券売場とこの入口は約500m離れており、移動は徒歩となり10分程度必要になります(入場料金はツアーに含まれていました)。



2000年12月に「首里城跡」などとともに「琉球王国のグスク及び関連遺産群」としてユネスコの「世界遺産(文化遺産)」に登録されている場所となります。「グスク」は「城」を意味する事になります。



「斎場(せーふぁー)」は「霊威の高い聖なる場所」、「御嶽(うたき)」は「祭祀などを行う施設」を意味するそうで、「琉球王国」の「最高の聖地」と言われています。



「参道」を通ることになりますが、現在でも神聖な祈りの場所となりますのでマナーを守って訪れる事が必要となります。



かなり急な階段を降りていきます。 6箇所の拝所がある聖地となりますが、その一部の紹介となります。



「久高島遥拝所」からの眺めです。先述させて頂きました様に「神の島」とも呼ばれている「久高島」が見渡せる場所となります。



神聖な場所であることは歩きながらも感じられました。



「寄満(ゆいんち)」です。台所を意味しますが、実際にここで調理したわけではなく「寄せて満ちる」の文字のとおり、国内外からの海幸・山幸が集まったことを表しているそうです。

 


鍾乳石から滴り落ちる「聖なる水」を受けるための壺になります。 2つの壺がありますが、下の写真は「アマダユルアシカヌビーの壷」となります。



「三角岩」となります。琉球石灰岩の大きな岩が雨によって分かれ、割れ目を境に岩塊が傾いてできたものだそうです。比較する物が無いので大きさがわかりにくいですが、10m位の高さはあるように見えました。
 


厳かな雰囲気に心洗われる聖地でした。

本年(’22年)4月に訪れた「沖縄本島旅行記」は何回かに渡り紹介させて頂きますので、今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。