「識名園(しきなえん)(沖縄県 那覇市)」の紹介です。本年(’22年)4月に「沖縄本島(沖縄県)」に2泊3日のツアー旅行で相方と2人で訪れました。
前回の「
「羽田空港」から「那覇空港」まで - 3('22年4月 沖縄本島旅行-3) 」からの続きとなり旅行初日の紹介となります。
「那覇空港」に到着後、最初に訪問したのは「識名園」となり、「那覇空港」から10Km弱程度の場所にあります。
琉球王家の別邸として1799年に完成し、王家の保養や、中国からの使いをもてなすために使われたとのことです。
2000年には国の特別名勝に指定され、同年12月にユネスコの世界遺産に登録されています。
こちらへは’20年12月の「沖縄」旅行の際にも訪れていますので、2回目の訪問となります。
(以下、2枚の写真は今回撮り忘れたので、’20年12月に訪れた時の写真を流用しています)



広さ41,997m2ともなる琉球王国の最大の別邸となり広さは約12,726坪あるとの事です。

 

但し、先の大戦の沖縄戦で大きな被害を受けてしまい、現在の建物などは1975年から約20年かけて再建されたものになります。
正面の建物が「御殿(うどぅん)」となり内部も見学する事ができます。



琉球赤瓦が良い感じです。



「御殿」の総面積は約160坪もあります。



訪れた日にはここで結婚式が行われる予定だったようで、その準備がされていました。



本土とは異なる「琉装挙式」の雰囲気を拝見することができました。



「台所」です。ここで、琉球王家や中国からの使いをもてなすための料理が作られていたことと思います。



正面に見られる橋は「琉球石灰岩」で作られたアーチ橋となります。



その橋を渡っていくと「六角堂」があります。



「六角堂」は「あづまや」となり中国的な趣を感じさせます。





清涼な水が湧き出続けている「育徳泉(いくとくせん)」という泉です。そして周囲の壁は「琉球石灰岩」を琉球独自の技法で積み上げているている美しい曲線美となります。



「勧耕台(かんこうだい)」と称する展望台からの眺めです。沖縄の美しい海が見られると期待していましたが、海は見られません。
中国からの使者に「琉球国」が小さな島だとに侮られないように「海岸線が見えないほど広い国土がある」とあえて、海が見られないように設計されたとの事です。



初日の観光はここ「識名園」だけとなり、「国際通り」沿いのホテルにチェックイン後、夕食(ツアーに含まれる)に向かいました。
「沖縄本島」の観光ツアーは今回で3回目となりますので、全てではないですが本島の有名観光地にはそこそこ訪れており、「識名園」も2回目の訪問となりますが、今回のツアーでこの後に訪れた観光地は全て初めての場所となり興味深く見学をすることができました。

本年(’22年)4月に訪れた「沖縄本島旅行記」は何回かに渡り紹介させて頂きますので、今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。