「井草八幡宮(東京都 杉並区)」の紹介です。
前回の「
「善福寺池公園」-2(東京都 杉並区)」からの続きとなり、「善福寺(ぜんぷくじ)公園(東京都 杉並区)」を散策後に訪れた神社となります。
本年(’21年)5月に相方と2人で訪れました。 「善福寺公園」と同様、2人とも初めて訪れる場所となります。


九百余年の歴史を持つと伝えられ、源義経が1189(文治5)年に当地に立ち寄ったとのことです。


前々回にも紹介させて頂きましたが、言い伝えによると文治5年(1189年)、源頼朝が奥州征伐に向かう途中(1189(文治5)年)、この地で飲料水を求めるために土を掘ったのですが、折からの干ばつでなかなか水が出ず、自ら弓の筈(はず)で土を7か所掘ると、しばらくしてその7か所に水が湧き出たといわれています。水の出を「今や遅し」と待ったところから「遅の井」と命名されたとの事です。現在は泉が涸れてしまったので、新たに井戸を掘りポンプで汲みあげて「遅野井の滝」として復元しています。

東京都公園協会のホームページより:
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/view010.html


この滝は今回、紹介させて頂いている「井草八幡宮」ではなく前回、前々回に紹介させて頂いた「善福寺池公園」にあります。


そして、源頼朝が立ち寄った際に手植し奉献したと伝えられる老松「天然記念物(井草八幡の松)」(高さ約40m)があったそうですが、1973(昭和48)年に枯れてしまい、その樹根の一部が飾られいます。


そこそこの大きさのある神社となります。


朱色と新緑、そして青空が美しい5月の1日でした。


新型コロナウィルスの影響で柄杓が無い神社が多いですが、こちらの手水もそのようになっていました。




5年ごとに「流鏑馬(やぶさめ)」も行われるようです。


「流鏑馬」の的を設置する場所のようでした。



私たちは「善福寺川公園」から訪れたので、「井草八幡宮」の裏の方から入りましたが、こちらが正式な参道となり、参道入り口には「大鳥居」があります。


「大鳥居」に一礼をし、「井草八幡宮」を後にしました。


天候に恵まれた日となりましたので、「井草八幡宮」を後にして近くを散策しました。その様子は次回に続きますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。