「善福寺(ぜんぷくじ)公園(東京都 杉並区)」の紹介です。2回に渡り「善福寺川緑地(東京都 杉並区)」を紹介させて頂きましたが、その「善福寺川」の水源となる「善福寺池」のある都立公園となり、本年(’21年)5月に相方と2人で訪れました。そして、2人とも初めて訪れる場所となります。
以下はバス路線図となりますので少々わかりにくいかもしれませんが、前回まで紹介させて頂いた「善福寺川緑地」は地図の右下の赤丸部となり、今回、紹介させて頂く「善福寺公園」は左側の赤丸部となります。「善福寺川」の沿って歩けばその水源である「善福寺公園」にたどり着く事になりますが、直線距離でも5km位はありますし、実際の川は蛇行しているのでもっと距離はあると思います。また、途中は緑地帯の様な公園になっているわけではないので、「JR中央本線 / 東京メトロ丸の内線」の「荻窪駅(東京都 杉並区)」からバスを利用して向かう事にしました。


「善福寺公園」のバス停までは「荻窪駅」から渋滞とか無ければ15分程度で到着します。公園はバス停のすぐ目の前となります。
かなり昔から公園だったのかと思いましたが、昭和36(1961)年に開園しましたので、今年でちょうど60周年となります。
「善福寺池」は一つの池かと思っていましたが、「上の池」と「下の池」と2つの池になっています。


公園内には「60」の花文字が見られました。


今まで知らなかったですが、この水源は明治34(1901)年に飲料水給水を廃止するまで、東京における最古の水道源の一つだったとの事です。

利用はしませんでしたが、ボートもありました。


「善福寺川緑地」と同様にここでも色々な野鳥が見られるようです。


訪れた日は「カワセミ」は見られませんでしたが、「かわう」などを見ることが出来ました。



そんなに大きな公園では無いですが、新緑の中、気持ち良く見られました。



「遅野井(おそのい)湧水」です。「善福寺池」の湧水のひとつになるそうです。言い伝えによると文治5年(1189年)、源頼朝が奥州征伐に向かう途中(1189(文治5)年)、この地で飲料水を求めるために土を掘ったのですが、折からの干ばつでなかなか水が出ず、自ら弓の筈(はず)で土を7か所掘ると、しばらくしてその7か所に水が湧き出たといわれています。水の出を「今や遅し」と待ったところから「遅の井」と命名されたとの事です。現在は泉が涸れてしまったので、新たに井戸を掘りポンプで汲みあげて「遅野井の滝」として復元しています。
東京都公園協会のホームページより:
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/view010.html



訪れたのは5月となりますが、紫陽花も開花を始めていました。


「ユスラウメ」です。私の家は20数年前に建て替え、庭の木々も切ったのですが、それまでは庭に「ユスラウメ」があり、子供時代に食べていたことを思い出しました。


新緑の中、気持ち良く散策ができました。


そこそこの枚数の写真を撮ることが出来たので、次回に続きますので宜しくお願い申し上げます。