「海野宿(うんのじゅく)(長野県 東御(とうみ)市))」の紹介です。本年(’19年)の6月に2泊3日のツアーで相方と2人で「長野、岐阜、石川県」に訪れました。前回の「東京から軽井沢まで (’19年6月 長野・岐阜・石川県 旅行記-1)」からの続きで旅行初日の紹介となります。
「東京駅」から「北陸新幹線」を利用して「軽井沢駅」に到着です。「軽井沢駅」からツアーバスに乗り、最初の訪問地である「海野宿」に向かいました。 軽井沢は駅を利用しただけとなり、軽井沢の観光はしていないことになります。


「軽井沢駅」から約1時間程度で「海野宿」に到着しました。地図の右下の「現在地」が駐車場となりますので、そこでツアーバスを降りて「海野宿」の町並みに向かいました。


上の地図でも分かりますように、「海野宿」は「しなの鉄道(旧信越本線)」と平行しており、少々距離はありますが、「大屋駅」、「田中駅」からも歩いて来ることも出来るようです。


海野宿は江戸時代の1625(寛永2)年に北国街道の宿駅として開設されたとの事です。北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ重要な街道で、佐渡で採れた金の輸送、北陸の諸大名の参勤交代のほか、江戸との交通も頻繁で善光寺への参詣客も多くあったとの事です。


現在は時が止まったような街道と歴史を感じさせる建物が見られます。


訪れたのが金曜日だったせいもあるかも知れませんが、他に観光客の姿も見られず、静かな町並みを散策できました。


お土産物屋さんや飲食店も何軒かありました。


このような町並みだと赤いポストは全く違和感がないです。


ツバメが沢山飛んでいて、写真には無いですが家の軒下にはツバメの巣も何カ所かで見られました。


訪れたのは6月となりますので、紫陽花がちょうど満開でした。


静かな町並みに風鈴の優しい音が響いていました。


隣家との間の屋根を少し持ち上げた塀のような物が見られますがこれは「うだつ(梲)」です。
富裕な家でなければ「うだつ」を設置できなかったので「うだつが上がらない」の語源と言われています。
「うだつ」のある町並みは日本中で少なくなっているとのことですが、ここ「海野宿」の「うだつ」そして町並みもいつまでもその姿を残しておいて欲しいと思いました。


「海野宿」を後にして次の訪問地である「平出(ひらいで)遺跡(長野県 塩尻市)」に向かいました。

’19年6月に訪れた「長野・岐阜・石川県 旅行記」は、何回かに渡り紹介させて頂きますので、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。