「料亭 香梅咲(かめざき)」「相馬樓(そうまろう)」 の紹介です。いずれも所在地は「山形県 酒田市」となります。
本年(’19年)の1月に2泊3日のツアーで山形県、福島県に訪れました。 前回の「山居(さんきょ)倉庫(山形県 酒田市)  山形・福島旅行-4」からの続きとなり、旅行2日目の紹介となります。
「山居(さんきょ)倉庫(山形県 酒田市)」の見学を終え、昼食の頂くために「料亭 香梅咲(かめざき)(山形県 酒田市)」さんに訪れました。
こちらのお店は江戸時代の安政年間から続いているお店とのことです。梅の古木がありそれがお店の名前の由来とのことです。


ホテルの朝食バイキングでそこそこ食べましたので、軽めの昼食で助かりました。


鍋物と写真には写っていないですが、焼きおにぎりが御飯物として供されました。


昼食後、建物の中や中庭を少々見学させて頂きました。


その後、すぐ隣にある「相馬樓(そうまろう)(山形県 酒田市)」で建物内の見学と「酒田舞娘」の演舞を鑑賞しました。
この辺りは「第81回(2009年)アカデミー賞 外国語映画賞」など数々の賞を受賞した映画「おくりびと」のロケ地としても知られているとのことです。


元々、この建物はは1808(文化5)年に建てられ開業した料亭「相馬屋」さんだったそうです。
木造の主屋は、庄内大震災(1894(明治27)年10月22日)で焼失した後に建てられ、その後、料亭「相馬屋」さんが廃業後、改めて観光施設として開業したとのことです。
尚、この建物は1996(平成8)年11月には国の登録有形文化財に登録されています。
画家、詩人としても知られる「竹下夢二(1884(明治17)年- 1934(昭和9)年)」さんが料亭時代の「相馬屋」さんに訪れた縁で「竹久夢二美術館」が併設されていて、肉筆画や版画などの作品も展示されていました。



現在は「料亭」としての営業はしていませんが、酒田の料亭文化を垣間見ることができました。「竹久夢二美術館」など、撮影が出来ない場所もありましたので写真は少なめとなります。



建物内の見学と「酒田舞娘」の演舞を鑑賞しました。演舞中は撮影は出来ませんが、演舞後は写真を撮らせて頂く事ができました。


そして、この場所はJR東日本の「大人の休日倶楽部」のポスターとしても使われた場所となります。


2日目の観光も終え、「あつみ温泉(山形県 鶴岡市)」のホテル(
萬国屋(ばんこくや))に戻りました。
午前中は雲も垂れこめていましたが、ホテルへ戻る際にはツアーバスの車窓から「月山(標高 1,984m)」も見られました。


本年(’19年)1月に訪れた「山形・福島旅行記」は数回に渡り紹介させて頂きますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。