「筑後川昇開橋」の紹介です。 本年('16年)8月19日(金)から21日(日)まで2泊3日で相方と九州旅行(ツアー旅行)に行った時の紹介となります。 前回の「羽田空港から佐賀空港 九州旅行-1」からの続きとなり、旅行初日の紹介となります。
線路跡が見えますが、ここはかつて佐賀線(1987年(昭和62年)に廃止)の「諸富(もろどみ)駅 」と「筑後若津駅」の間に位置する場所になります。

「もろどみ(諸富)」の標識がありますが、実際に「諸富(もろどみ)駅 」が存在した場所ではないと思います。

佐賀県の「諸富(もろどみ)駅 」と福岡県の「筑後若津駅」の間には筑後川があり、県境になります。 そこにかかっていてるのが、かつて「佐賀線」が使用していた「筑後川昇開橋」となります。

国鉄佐賀線の鉄道橋梁「筑後川橋梁(ちくごがわきょうりょう)」として建設され、1935年(昭和10年)に完成したそうです。 この橋は橋桁の一部が垂直方向に上下する昇開橋として日本に現存する最古のものとの事です。

2003年(平成15年)に、国の重要文化財に指定され、2007年(平成19年)に日本機械学会より機械遺産(23番)に認定されたとの事です。

実際に橋が稼働するのも見る事ができます。

徐々に橋が上がりだしていきます。

そして、最上部まであがり、また下まで戻ってくることになります。 この橋が佐賀県と福岡県の県境でもあります。

また、この辺りは日本各地に伝承されている徐福伝説のひとつの場所でもあります。

「筑後川昇開橋」の入り口には佐賀市観光情報発信会館「橋の駅ドロンパ(佐賀市観光情報発信会館)」があり、「有明海」の海の幸、海苔製品なども販売されています。 「有明海」ではないですが、佐賀県 唐津のマサバも売っていました。 その日であれば刺身でも頂ける鮮度の良さですが、価格は3尾で200円程度なので安いと思いました。

北海道に次ぎ、佐賀県はたまねぎの収穫が全国2番目とのことです。

小腹が空いたので相方とツアーバスで移動中につまみました。

ツアーバスから眺めた「筑後川昇開橋」です。バスで筑後川を渡り、佐賀県から福岡県に入りました。

筑後川を渡ると家具の生産が日本一で知られる福岡県 大川市になります。

「筑後川昇開橋」を後にして次の訪問先、川下りで知られる柳川に向かいました。

今回の九州旅行は、何回かに渡り紹介させて頂きますので、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。