「支笏(しこつ)湖(北海道 千歳市)」の紹介です。'16年5月に2泊3日で相方と2人で北海道に行った時の旅行記となり、前回の「羽田空港から新千歳空港 北海道旅行-1」からの続きとなります。新千歳空港到着後、ツアーバスで訪れた最初の訪問地は日本最北の不凍湖としても知られている支笏湖となります。


支笏湖は最大水深360mで日本国内では秋田県の田沢湖(最大深度は423mに次いで日本で2番目の深度との事です。湖が凍るためには湖全体が冷える必要がありますが、深度が深くい湖は容積が大きく結氷に長い時間がかかることにより不凍湖になるそうです。

出発した東京は雨、新千歳空港は曇天でしたが、洞爺湖に到着した時にはほぼ快晴になっていました。
訪れたのは5月となりますが、まだ山には雪が残っていました。

歩いて行くと赤い鉄橋が見えてきました。

千歳市の市指定有形文化財に指定されている「山線鉄橋」です。
北海道で現存する現役最古の鉄橋との事で、千歳川にかかっています。イギリスから輸入されたこの鉄橋は1899(明治32年)に北海道官設鉄道上川線(現在のJR函館本線)の砂川~妹背牛間にある空知川(そらちがわ)に架けられていたそうです。
しかし、設計荷重が小さく輸送量の大幅な増加に対応できなくなり架け替えられ、その後、王子製紙の専用軽便鉄道の橋として現在の場所(支笏湖)に移設されたとの事です。
1951(昭和26 ) 年8月に軽便鉄道が廃止され、湖畔橋も鉄道橋の役目を終えましたが、現在でも。支笏湖のシンボルとして残されていることになります。かなり老朽化が進んだために1995(平成 7) 年から3年間ににわたり解体修復工事が行われ今の姿になったそうです。

 1899年となりますので今から100年以上前に作られた橋になります。

千歳川を渡っていきます。

支笏湖を源流とする千歳川です。水の綺麗さに驚きました。

支笏湖は透明度で知られる摩周湖に匹敵する透明度があるそうです。

ダイビングも出来るそうで、ダイバーの相方は興味津々の様でした。

とても穏やかな5月の北海道でした。

天候にも恵まれ新緑も美しく映えていました。

支笏湖に訪れるのは昨年('15年)2月以来2回目となります。 昨年は「さっぽろ雪まつり」に訪れた際に、 「支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり」へも立ち寄りブログでも紹介させて頂きました。
昨年2月の「支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり」の際に撮影した写真となります。

今回訪れて分かりましたが「支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり」はこの駐車場で行われていたようです。

約40分の支笏湖観光でしたが昨年の思い出もよみがえり、楽しい一時を過ごせました。この日の観光は支笏湖だけで早めに宿泊先に着きホテルでゆっくり出来るツアーでした。
北海道に来ると必ず頂くサッポロクラシックです。 限定物には弱いです。

車窓からの風景からも北海道にいることを実感させられます。

こちらも車窓からの眺めとなりますが、蝦夷富士とも称される羊蹄山が見えてきました。宿泊先のホテルはもうすぐのようです。

本年('16年)5月に訪れた「北海道旅行記」は数回に渡り紹介させて頂きますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。