寝台特急「あけぼの」がいよいよ本年(’14年)3月14日に廃止されてしまいます。最終日の切符はあっという間に完売されたと聞いています。私は2006年12月に寝台特急「あけぼの」に乗る機会がありましたのでその時の紹介となります。年末の休みを利用して1人で寝台特急「北斗星」で札幌に向かい、函館、青森と旅行をしてきたときの写真です。寝台特急「北斗星」の紹介は別途させて頂きたいと思います。

青森駅から川部駅を経由して五能線に乗り、津軽鉄道線の始発駅五所川原駅に到着しました。
津軽鉄道線の冬の風物詩であるストーブ列車に初対面です。左側の車両はは昭和29年製の「オハ46-2」、右側の車両は昭和23年製の「オハフ33-1」となります。いずれも元は国鉄の客車です。

乗車しました。 乗車した日は2006年12月25日(月)と年末とは言え平日だったためか、観光客はあまりいなかったようです。文字通りの網棚が健在です。

ストーブです。尚、ストーブ列車の維持を目的として、2007年から300円の「ストーブ列車料金」が必要になっているとのことです。

木目が良い味を出しています。「JNR」の灰皿(車内は禁煙だと思います)とテーブルに付いている「栓抜き」が懐かしいです。

金木駅で途中下車しました。太宰治の生家「斜陽館」です。

津軽鉄道線の終点は津軽中里駅になりますが、時間の関係で金木駅で折り返しました。昭和29年製の「オハ46-2」です。

金木駅から見た津軽富士岩木山です。そして今では珍しい「腕木式信号機」です。懐かしい日本の原風景に触れる事ができました。

五能線で川部駅に戻り、寝台特急「あけぼの」に乗るために青森駅に向かいました。

青森駅に到着です。入線した寝台特急「あけぼの」に乗車しました。

初めて乗る寝台特急「あけぼの」です。 今後も乗る機会が無いだろうと思い、最初で最後の記念としてA寝台の個室にしました。

車内です。通路の片側に11室が並んでいます。

室内です。既に寝台状態になっていましたが、椅子に直してみました。車内で駅弁などを食べたように記憶しているのですが、写真は撮っていなかったようでした。

翌朝、上野駅に到着しました。

時代の流れとは言え、夜行列車が次々と廃止されていくのは少々寂しいことです。今('14年)からもう8年前となってしまいますが、寝台特急「あけぼの」に乗っておいて良い記念になりました。
寝台特急「北斗星」も北海道新幹線の2015年度末の開業に合わせて廃止が検討されていると聞いていますがどうなるのでしょうか?

↓このような企画もいずれ無くなるのかもしれませんね↓