「穴通磯(あなとおしいそ)(岩手県 大船渡市)」、「奇跡の一本松(岩手県 陸前高田市)」の紹介です。 本年(’18年)の9月に2泊3日のツアーで宮城県、岩手県に訪れました。 前回の「浄土ヶ浜(岩手県 宮古市) 宮城・岩手旅行-6」からの続きとなり、旅行2日目の紹介となります。
「浄土ヶ浜」を後にして、「碁石海岸(岩手県 大船渡市)」方面に向かいました。
この辺には、2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災時の津波の到達高さ、浸水区間を示す表示が多く見られました。 また、保存には色々な意見もあるようですが、「震災遺構」も見られ心が痛みました。


「碁石海岸」です。こちらはツアーバスからの眺めだけとなりました。碁石のような扁平な石があることからその名前が付いているそうです。



私たちが「穴通磯」となります。こちらも「碁石海岸」の一部となり、前回紹介させて頂いた「浄土ヶ浜(岩手県 宮古市)」とともに「三陸復興国立公園」に属しています。

 

水の浸食によって岩に3つの巨穴が空いた奇岩で、遊覧観光船で穴をくぐることもできるそうです。


この辺りには遊歩道も整備されていました。 私たちはツアーで訪れたので、時間の制約もあり歩くことはできませんでしたが、アス式海岸の美しい眺めが見られると思いました。


「穴通磯(あなとおしいそ)」を後にして「奇跡の一本松(岩手県 陸前高田市)」に向かいました。
復興が進んでいるとは言え、まだ、道半ばの光景が多くの場所で見られました。

 
「奇跡の一本松」までは駐車場から徒歩で約15~20分となります。

 

「奇跡の一本松」です。約7万本の松の木が350年にわたって植林されてきた「高田松原」になります。東日本大震災時の津波でほとんどの木が倒れて壊滅した中で、一本の木が津波に耐えて、立ったままの状態で残ったことになります。
しかしながら、その後、残念ながら枯死してしまいまい、現在は人工的な処理を加えて震災からの復興を象徴するモニュメントとして残されています。
背後の建物は「陸前高田ユースホステル」となり、建物は「震災遺構」として保存される予定とのことです。
尚、震災時、「陸前高田ユースホステル」は長期休館中だったため人的被害はなかったとのことです。


献花台も設置されていました。東日本大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福、そして被災地の復興を心よりお祈りし合掌させて頂きました。

 
 

この辺りは「高田松原津波復興祈念公園」の整備が進んでいます。




「奇跡の一本松」を後にして2日目の宿泊先である「宮城県 南三陸町」に向かいました。

本年(’18年)9月に訪れた「宮城・岩手旅行記」は数回に渡り紹介させて頂きますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。