「輪島塗 しおやす(塩安)漆器工房」、「輪島朝市」、「キリコ会館」などの紹介です。本年(’18年)の8月に2泊3日のツアーで「北陸・能登半島」へ旅行で訪れました。
前回の「ロイヤルホテル 能登(石川県 羽咋郡 志賀町) 北陸・能登半島旅行-3」からの続きとなります。
輪島と言うと朝市とともに輪島塗を思い浮かべます。訪れた漆器工房は、今からちょうど150年前の1858(安政5)から続いているとの事です。



輪島漆器の塗りの行程を見学することが出来ました。 右に見える3本が漆を塗るための刷毛で、人毛が使われているそうです。


「輪島塗 しおやす(塩安)漆器工房」を後にして「輪島朝市」に訪れました。


前回のブログ記事で紹介させて頂きましたが、台風20号の影響により、前日の夜から訪れた日の明け方まで、能登半島は暴風雨となりました。 訪れたときには雨も上がっていましたが、この日は朝市のお店も数点しか出ておらず、朝市の活気は拝見することが出来ませんでした。


訪れたときはちょうど「輪島大祭」の期間で、ここ重蔵神社を含む輪島市街地の4つ神社(他は奥津比咩神社、住吉神社、輪島前神社)で行う夏祭りでキリコ祭りの期間でもありました。


時間の関係で「重蔵神社」へは行くことが出来ませんでしたが、「重蔵神社」の産屋(うぶや)に置かれた神輿を拝見することが出来ました。


「輪島ドラマ記念館」なるものがありました。これは、2015(平成27)年の春から秋にかけて放送されていた NHK朝の連続テレビドラマ小説「まれ」の舞台が輪島市であったことによる記念館で「まれ」の関連品などが展示されているとのことです。


下の橋は「まれ」のロケに使われた「いろは橋」となり、「輪島ドラマ記念館」は「いろは橋」のたもと(写真右手)にあります。
橋の長さ48間(約86m(1間は約1.8m))の「48」と、 いろは四十八文字を掛けて「いろは橋」と呼ばれるそうです。


「輪島朝市」をあとにして、「キリコ会館」に向かいました。


「キリコ」とカタカナで書かれますが、正式名称は「切子灯籠」→「切籠(きりこ)」だそうです。


江戸時代から続いていると言われる「キリコ祭り」ですが、現在でも能登半島の100以上の地域で行われているととの事です。
大きなものは高さが12m、重量2tともなり、100人以上の担ぎ手になるそうです。


「キリコ会館」の3階は展望室となっていて、日本海が眺められました。


「朝市通り」の酒屋さんで購入した日本酒です。


石川県 珠洲(すず)市の「宗玄酒造」さんの「生原酒 宗玄」となります。
能登半島には多くの酒蔵があることを知りました。


「キリコ会館」をあとにして、ツアーバスで次の訪問地の「白米(しろよね)の千枚田(石川県 輪島市)」に向かいました。

本年(’18年)8月末に訪れた「北陸・能登半島旅行記」は数回に渡り紹介させて頂きますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。