「海明け毛ガニ」の紹介です。‘17年4月29日(土)からGWを利用して2泊3日で道東にツアー旅行で訪れました。前回の「硫黄山 道東旅行-7 (北海道 川上郡 弟子屈町)」からの続きとなり、旅行2日目の紹介となります。
噴煙の立ち上る「硫黄山」を後にして、昼食会場の「網走海鮮市場」に向かいました。
北海道らしい風景を車窓から見ながらオホーツク海沿岸に向かいます。 遠くには知床連山が見られました。



バスは斜里郡 小清水町まで来ました。緑色の屋根の建物が見えますが、これは旧北陽小学校の校舎を利用している「ほがじゃ」の工場となります。


「ほがじゃ」は食べた事は無いですが、福岡県の明太子関係の会社である「山口油屋福太郎」が作っている小清水町産のじゃがいもデンプンをベースにしたフリッターおせんべいとなります。
「山口油屋福太郎」は北海道産のデンプンを使用した明太せんべい「めんべい」を作っていたそうですが、2010(平成22)年に国内のデンプンが不作になったときに、こちらの廃校予定の小学校を譲り受け、工場を作りほがじゃの生産と、デンプンの安定供給が出来ることになったとのことです。


ツアーバスはオホーツク海に出て、釧網本線の北浜駅前を通過しました。


そして隣駅の藻琴(もこと)駅前を通過します。 映画「網走番外地」の第一作の「網走駅」として使われたのは北浜駅だと以前伺った記憶があったのですが、藻琴駅との説もあるようです。


オホーツク海沿いに位置する「網走海鮮市場」に到着です。 ここは観光バスも駐車出来るスペースがあるため、ツアーバスでは良く立ち寄る場所のようで、私達もここを利用するのは3回目となります。


ツアー旅行だと昼食は含まれていないかオプション(別料金)になることが多いですが、今回のツアーでは2日目の昼食が含まれていて、「海明けガニ」を食べることになっており、それが、このツアーの売りの一つでもありました。
ツアー客の食事会場は2階となります。


こちらが昼食となります。2人で一杯となりますが「海明け毛ガニ」を食することが出来ました。


「海明け毛ガニ」とはオホーツク海の流氷が消え去った後に獲れる毛ガニで、流氷の下でプランクトンを食べ、身が引き締まっているそうです。3月下旬から5月上旬のゴールデンウィーク頃までが特に美味しい時期とのことです。


身もミソも美味しそうです。


皆さん、無言で「海明け毛ガニ」と格闘して全ての身、ミソを食べ尽くしていました。



鮭の鍋物もついていて美味しく頂く事が出来ました。


前述させて頂きましたように「網走海鮮市場」はオホーツク海沿いに位置しますので、知床連山も美しく見られる事ができました。


「網走海鮮市場」に掲示されていた新聞の切り抜き(新聞は昨年(’16年)の内容となります)です。今回、訪れた時から約2ヶ月前(’17年2月下旬)に「オーロラ号」で流氷を見るツアーに参加しました。 この新聞の写真ほどの流氷は見られませんでしたが、その時に、流氷の下でプランクトンを食べ成長した「海明け毛ガニ」を今回頂く事ができたことになります。
その時のブログ記事です: 流氷観光船「オーロラ号」知床旅行-8 (北海道 網走市)


2年前(’15年)のGWにも「網走海鮮市場」に立ち寄りその際に、土筆を見たことを思いだしましたが、今回も土筆の存在を確認出来ました。


前回と同様に舗装された歩道の隙間から生えている「根性土筆」も見る事が出来ました。
その時のブログ記事です:
網走海鮮市場 ・ 摩周湖 道東旅行-5 (北海道 網走市/川上郡弟子屈町)


「網走海鮮市場」を後にして「博物館 網走監獄」に向かいました。


 本年('17年)のGWに訪れた道東旅行は、何回かに渡り紹介させて頂きますので、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。