「禄剛埼(ろっこうさき)灯台(石川県 珠洲(すず)市)」などの紹介です。 本年(’18年)の8月に2泊3日のツアーで「北陸・能登半島」へ旅行で訪れました。
前回の「上時国家・珠洲製塩 (石川県 輪島/珠洲市) 北陸・能登半島旅行-6」からの続きとなります。
「旧清水保育所」で「時を運ぶ船」を見学したあと、ツアーバスで「禄剛埼(ろっこうさき)灯台(石川県 珠洲(すず)市」に向かいました。
能登半島の日本海側を沿って走りますが、夜半に通過した台風20号の影響で、海にはかなりの白波が見られました。



ツアーバスからの撮影となりますが「魔崖仏(まがいぶつ)(石川県 珠洲(すず)市)」です。自然の岩だと思いますが、人工物らしき物も見られました。訪れることは出来ませんでしたがこの近くには能登半島の外浦独特の海岸美が眺められる「椿展望台」があるとの事です。


そして同じくツアーバスからは「ゴジラ岩(石川県 珠洲(すず)市)」が見られました。高さは3~4mあるそうで、言われなければ気がつかず通り過ぎてしまうかも知れませんが、奥能登の名所の一つだそうです。
「怪獣ゴジラ」に似た「ゴジラ岩」は他にもあるようで、以前、知床でも見たことを思いだしました。
知床の「ゴジラ岩」を紹介させて頂いた時のブログです。
https://bonsan-memory.blog.so-net.ne.jp/2017-04-11


「禄剛埼(ろっこうさき)灯台」への入り口となる「道の駅狼煙( のろし)(石川県 珠洲市 狼煙町)」に到着です。


ここから、約8分歩いて「禄剛埼(ろっこうさき)灯台」に向かいます。


そこそこの登り坂となりますので到着時にはかなり汗をかいていました。


「禄剛埼(ろっこうさき)灯台」は1883年(明治16)年に設置されたとの事です。


もちろん実際にここから、その場所が見える訳では無いですが、各地域への方向と距離が書かれた看板がありました。


私たちが訪れた時は灯台の中は見学できませんでしたが、年に数回一般公開があるそうです。


「日本の灯台50選」の一つでもあり、 日本で唯一、菊の御紋があることも特徴の1つとなります。


右から縦に読む事になりますが、「明治十六年七月十日初点燈」とプレートに記され、上部には菊の御紋が付いている事が確認出来ました。
設計はイギリス人となりますが、日本人の施工による初めての洋式灯台である事から、菊の紋章が掲げられているとガイドさんから伺いました。


「安全な船舶航行に貢献し我が国の海運業等を支えた燈台等建設の歩みを物語る」と言うことで「近代化産業遺産」にも認定されているとの事です。


遠く立山連峰も眺める事が出来ました。


訪れたのは8月となりますので、蝉の声を聞きながら日本海を眺めました。


先述のように、そこそこの坂道を往復して「禄剛埼(ろっこうさき)灯台」に行きましたので、ツアーバスの待つ「道の駅狼煙( のろし)」でビールを頂きました。 どこでも購入できるスーパードライとなりますが、ここでしか購入できないと思われるビールでした。


「禄剛埼(ろっこうさき)灯台」を後にして、夕食を頂くために「国民宿舎 能登小牧台(石川県 七尾市)」へ向かいました。


本年(’18年)8月末に訪れた「北陸・能登半島旅行記」は数回に渡り紹介させて頂きますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。