「箱根湯本駅(神奈川県 箱根町)」から「強羅(ごうら)駅(神奈川県 箱根町)」までなどの紹介です。本年(’23年)7月に相方と2人で訪れました。
前回の「「新宿駅」から「箱根湯本駅」まで('23年7月 箱根旅行-1)」の続きとなり旅行初日の紹介です。
前回も紹介させて頂きました様に「小田原(神奈川県 小田原市)」でお墓参り、昼食を済ませ「小田原駅」から「箱根湯本駅」まで「小田急線」で移動して「箱根登山鉄道」に乗車しました。
終点の「強羅駅」まで向かいます。
粘着式鉄道(アプト式などでは無い鉄道)では最も急勾配となる80パーミル(1,000mで80m上る)の勾配をのぼり、3回のスイッチバックを行います。
「箱根湯本駅」を出発後すぐに勾配にさしかかっている事を実感しました。



「早川橋梁(出山(でやま)鉄橋」にさしかかりました。この鉄橋は非常に困難な地形の場所にあり登山電車敷設工事のなかでも最大の難関だったとの事です。



登山鉄道となりますので、多くのトンネルも通っていきます。



車窓から吊り橋が見られました。

 

線路の先には車止めがあり終点の様に見られますが、「出山信号所」の「スイッチバック」となります。「信号所」となりますので、駅ではなく乗降は出来ないです。



単線となりますので上り列車とのすれ違いも行います。



私たちの乗車している下り列車は写真左下から上ってきて、「出山信号所」で進行方向を変え勾配を上って行くことになります。
     


前回も紹介させて頂きましたが、私たちが乗車した車両(108系)は1927年に登場した木造車を改造して作られた非冷房の車両となりますが、内装はそこそこ近代的でした。しかし、冷房が無いせいかかなり空いていました。



「大平台駅」でのスイッチバックです。左側から上ってきて、向きを変え右側の勾配を上って行きました。



車窓からも勾配が急であることが良く分かりました。

 

「箱根登山鉄道沿線」は6月中旬頃から紫陽花の開花の時期を迎え、その時期は「あじさい電車」の愛称でも親しまれています。私たちが訪れたのは7月下旬となりましたので、紫陽花は既に終わっている感じでした。

 

時刻は16時近くとなり西日を浴びて非冷房車の暑い車内とはなりますが、私は「スイッチバック」を見ながら暑さも忘れ楽しめました。
相方に「スイッチバック」の説明をしましたが、ほとんど興味が無いようでそれより早く降りてビールを飲み、暑さから解放されたい感じでした。
下の写真の様に新型車両には冷房が付いています。

  

「強羅駅」に到着です。今回は利用しませんでしたが、ここからは「箱根登山ケーブルカー」に乗り換え「早雲山駅」まで行けます。そして「早雲山駅」からは「箱根ロープウェイ」を利用して「芦ノ湖湖畔」の「桃源台駅」まで訪れる事が出来ます。
 



「強羅駅舎」です。ここから宿泊するホテルまでは徒歩10分程度となります。



次回も本年(’23年)7月に訪れた「箱根旅行記」を紹介させて頂きますので今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。