台所のリフォームの紹介です。私の家は2000年に新築したので、20年が経過していることになります。
台所や浴室等の全面的なリフォームは考えていないのですが、台所、洗面所で多少、不具合が発生したので今回(’20年7月)、リフォームをして幾つかの機器を入れ換えました。
リフォーム前の台所です。       



2年くらい前に食器洗い機に不具合があり、修理依頼をしたのですが、約20年前の機種のため補修部品が無いため修理ができなかったことになります。ただし、その不具合が出たときの回避策を教えてもらえたので、だましだまし使っていましたが、そろそろ交換しようと思い、周囲のガスレンジ、オーブン、換気扇も一気に新調することにしました。
換気扇も最近、異音がするようになってきました。


それらのリフォームを検討中に台所の水栓も壊れてしまい、当初は交換対象に考えていなかったこの水栓も交換することにしました。
 

併せて左側のビルトインタイプの「還元水素水生成器」も新調しました。「アルカリイオン整水器」とも言われていて、飲料用として「アルカリイオン水」、「浄水」、洗顔用などとして「酸性水」が作られる機器となります。20年前の新築時に使ってたのと同等の機種を今回、付け替えました。
「アルカリイオン水」でご飯を炊くと、お米の中に含まれているタンパク質に影響を与え旨み成分であるアミノ酸などが溶け出してよりおいしいご飯にしてくれると言われているそうです。
「水栓」と「還元水素水生成器」の交換後が次の写真となります。


洗面所の「水栓」もこの機会に新調することにしました。 左側の「シャワーヘッド」が他と比べて白っぽく見られるかと思いますが、20年の間に2回交換したためです。乱暴な扱いをしたわけではないのですが、2回とも「シャワーヘッド」本体に微少な傷が発生し、水漏れを起こしたので交換したことになります。


交換後の洗面台の「水栓」となります。


台所のレンジ、オーブンは今までは「ガス」でした。「ガス」か「IH」かは、安全性、火力、好みも含め議論のあるところですが、「火」や「ガス」を使わない老後の安心も考えて「IH」にしました。
「IH」にすると専用の電気配線が必要となりますので、工事が多少面倒ではありますが、幸い、台所の裏側に「分電盤」があったので、配線の引き回しは比較的簡単にできました。
上が「IHクッキングヒーター」用の200V 30Aの専用コンセント、その下が「電気オーブンレンジ」用の200V 20Aの専用コンセントとなります。
右下は「食器洗い機」100Vのコンセントです。


「電気オーブンレンジ」の設置です。


「換気扇」の設置です。新しい穴を壁面に開ける必要があるかもしれない。と言われていたのですが、既存の穴を使うことが出来ました。


右側の戸棚などの取り替えはしませんでしたが、「換気扇」の位置はピッタリと合わせる事ができました。
この「換気扇」は「ファンフィルター」の洗浄機能付きとなりますので、それを定期的に行っていれば、「シロッコファン」の掃除もほぼ必要が無いようです。


「IHクッキングヒーター」、「食器洗い機」も取り付けが完了しました。今までの「食器洗い機」、「還元水素生成器」がPanasonic製であったこともあり、今回は全てをPanasonic製にしました。
工事が順調に進みましたのでリフォームは1日で完了しました。
IHヒーターが3口ありますが、手前の2口は「オールメタル」対応となっていて、土鍋とかはダメですが、IH専用器具だけでなく、金属製であれば使える事になります。


「魚焼きグリル」は両面焼けるタイプとなりますが、温度調整で「オーブン」の様にも使えます。
80度の低温調理で「ローストビーフ」が作れるレシピがあったので、作ってみました。


下味をつけた牛肉の塊にフライパンで焼き目を付けた後、「魚焼きグリル」で80度、45分で焼きました。
LEDのライトがついているので、扉を開かなくても焼けている状態がわかります。


高さも101mmあるので、鶏の丸焼き等もつくれるそうです。そして、内部の全面が比較的フラットなので、掃除も楽そうです。


「ローストビーフ」の完成です。失敗する可能性もあったので安価なオージービーフで作りましたが、そこそこ上手く焼けたので、お寿司のようにして食べました。


前述のように「魚焼きグリル」が「オーブン」のように使えますし、「電子レンジ」は別に持っていますので、下の「電気オーブンレンジ(スチーム機能付き)」を使う機会があまり無いかもしれないです。。。
温度を設定して温めることが出来るのですが、以下の写真での設定は「-10度」です。「マイナス10度」で温める? と思いますが、これはカチカチに凍ったアイスクリーム等を食べ頃にするための設定だそうです。


「自動調理モード」などもたくさんあり、使いこなすには少々時間がかかりそうですが、今まであまり料理をしなかった私もレシピを見ながら挑戦してみたいと思います。