今まで使用していたパソコンやAV機器の紹介とそれらの廃棄に関しての紹介です。

今まで自分が保有していた機器や廃棄方法の備忘録(記憶帳)的な意味合いもあり、少々長めになってしまいました。
PCやAV機器にご興味のない方はスルー願います。

かなり以前から使っていない機器となりますが、処分が面倒なので押し入れに保管されていた事になります。
外出機会も減って時間的のある今こそ廃棄のチャンスと思い、重い腰を上げて一気に廃棄しました。
かなり古い機種で既に廃棄済みとなりますので、機種名やスペック等に誤記があるかもしれませんが、ご了承願います。

‘95年頃に購入したNECのデスクトップパソコン(PC-9821V200)です。いわゆるPC98となります。
購入価格は30万円以上だったと思います(モニター別)。
CPUは当時としてはそこそこのIntel製「MMXテクノロジPentiumプロセッサ(200MHz)」を搭載していました。購入時のOSはWIN95となり、その後、WIN98にアップグレードして使っていました。
当時は付属ソフトとして「OFFICE(WORDとEXCEL)」だけでなく「一太郎とロータス123」のいずれかが選べました。私が購入した際には「OFFICE」タイプが売り切れていたので、 「一太郎とロータス123」にして、「OFFICE」は別途購入したことになります。


 
最近のPCでは500GBや1T(1,000GB)以上のHDDやSDDが搭載されていているのが普通ですが、このPCのHDD容量3GBでした。さすがに容量不足となり4.3GBのHDDに換装しました。値札が貼られていますが、当時(’98年頃)は4.3GBで2万円近くしたことになります。 増えた容量はわずかですが、1.4倍増えたことになりますのでその時は大変助かった記憶があります。


次に購入したPCです。2000年頃に購入したと記憶しています。これもNEC製のディスクトップとなります(PC-VR400(VALUESTAR NX))。
購入価格は16万円程度だったと思います(モニター別)。
今回、廃棄する時に確認して気がついたのですがこのCPUはIntelでは無く「AMD K6-III 400MHz」だったようです。
HDD容量は13GBとなり上記の4.3GBから約3倍になりかなり余裕が出来たことを思い出しました。
フロッピーディスクが搭載されていますが、これは「SuperDisk(スーパーディスク)」と言う容量が120MBのタイプで、フロッピーディスクの読み書きも可能でした。フロッピーディスクの容量(1.44MB)の80倍以上となりますので、データの外部保管には便利でした。その後、240MBタイプのドライブも開発された様です。
DVDドライブが2つありますが、購入時は書き込みの出来ない「DVD-R」だったので、下(白い)ドライブは書き込みも可能な「DVD-RW」を購入後に増設した事になります。
DVDにデータを書き込む事も一般的になってきたので、上述の「SuperDisk(スーパーディスク)」は少々、中途半端感がありフロッピーディスクに置き換えが進むこと無く短命に終わったようです。
OSは購入時はWIN98、その後、WIN2000にアップグレードして使っていました。


次に購入したPCです。 これもNEC製のディスクトップ「PC-32SVZGJ(VALUESTAR G タイプTX)」となります。
購入価格は16万円程度だったと思います(モニター別)。
WIN2000のサポートが切れる2005年6月頃に購入した機種となります。
CPUは「Intel Pentium 4 3.20GHz)」でOSはXPとなります。
このPCはXPのサポートが’14年4月に切れる少し前の’13年7月まで使用していました。
約8年も使っていましたが、不具合も無く快適に使っていました。
そして現在は’13年7月に購入したEPSONのディスクトップPCを使っています。
そのPCは別途、機会があれば紹介させて頂きたいと思います。

 


そして、既に使っていないAV機器も廃棄しました。

「レーザーディスクプレーヤー」です。ソニーの「MDP-801」と言う機種です。いつ頃、幾らで購入したか記憶が無いですが、今から30年以上前の1987年頃に発売されたようです。
「レーザーディスク」のソフトも数枚しか持っておらずあまり活躍しなかったです。

 
最後に紹介するのは「ビデオデッキ」です。
真ん中のシルバーの機種は「ソニー」の「ベータ(Beta)デッキ」「SL-HFR70」となり’85年頃に購入し定価は13万円位だったようです。
初めて購入したビデオデッキとなりますが、この機器は「ステレオ」では無かったことになります。
「ステレオ」にするためにはこの機器の上に乗っている「HFP-100」と言う「Beta hi-fi プロセッサー」と言う機器が別途必要となり、別途、購入しました。
一番下の黒い機種は「ソニー」の「VHSデッキ」「SLV-656」となります。購入時期は不明ですが、定価は10万円くらいだったと記憶しています。
ご存じの方も多いかと思いますが、ベータ方式を開発した「ソニー」はその規格争いに勝つことが出来ず、「ソニー」自身も、1988年にVHSの併売に踏み切った事になります。


 
今後も自分自身でPCやAV機器の廃棄が必要になるかもしれないので、どのようにしたかを以下にメモしておきます。

尚、2003年10月以降に販売された家庭向けパソコンには「
PCリサイクルマーク」が貼付されて、このマークの付いたパソコンは、廃棄する際に新たな料金の負担が不要で、そのパソコンメーカーに連絡する事で廃棄可能です。
「無料」と言うわけでは無く購入時に「リサイクル料」を先払いしていることになります。
上記の最後に紹介させて頂きましたNEC製のディスクトップ「PC-32SVZGJ(VALUESTAR G タイプTX)」は’05年に購入しPCリサイクルマーク」が添付されていましたので、NEC経由で廃棄しました。

住んでいる自治体によって異なる内容もあるかと思いますが、私の住んでいる自治体では、PCは自治体では回収しておらず外部業者(リネットジャパン)に依頼するようにと、自治体のホームページに記載がありました。

↓ リネットジャパンとは以下の業者となり、かなり多くの自治体と提携しているようです。
【国認定】不用PCの宅配便回収<リネットジャパン>
上記のホームページで調べたり、メールで問い合わせをしたところ以下の条件で無料回収、廃棄をしてくれることになります。
尚、無料対応は1部の離島以外、全国対応との事です。

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1)段ボール1箱分(3辺の合計が140センチ以内、重さ20キログラム以内)に収まること

2)パソコン本体として次の品目のいずれかが入っていること
 1.デスクトップパソコン
 2.ノートパソコン
 3.CRT(ブラウン管)ディスプレイ一体型パソコン
    (CRTモニター単品は有料)
 4.液晶ディスプレイ一体型パソコン
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そして、これらが入っていれば、家電を同梱しても同様に無料で廃棄対応をしてくれるとの事なので、ビデオデッキなども廃棄致しました。

注意が必要なのは、1回の回収は1箱だけが無料となり、同時に2箱以上になると、2箱目からは有料となります。
但し、回収日を別々にして、毎回、1箱にすれば何回でも無料です。
ハードディスク等の記憶媒体の消去はPCの”フォーマット”機能だけではデータの完全消去は出来ないので、何らかの対応が必要となりますが、 消去ソフトも無料で提供してもらえます。また、有料での依頼も可能です。
HDDを外した状態、故障している機器も無料で廃棄可能です。 

家電4品目(TV、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)や、乾電池、石油・灯油を利用したストーブ等は回収不可となります。

回収後、処理が行われ完了時に「処理完了のお知らせ」と言うメール連絡が来ました。
状況により異なるかと思いますが、私の場合は回収後、約2週間で処理が終わりました。

詳細な決まりは私の利用時から変更もあるかと思いますので、居住地の自治体のルールも含めご確認頂ければと思います。