「白い恋人の丘」・「オタトマリ沼」等　（'22年6月利尻島・礼文島・稚内旅行-3）

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「白い恋人の丘」、「オタトマリ沼」等の紹介です。いずれも「北海道利尻島」にある場所です。
本年（’22年）6月に「ツアー旅行」を利用して「利尻島・礼文島・稚内（北海道）」に3泊4日で相方と2人で訪れました。
前回の「「新千歳空港」から「利尻空港」まで（'22年6月利尻島・礼文島・稚内旅行-2）」からの続きとなり旅行初日の紹介となります。
「利尻空港」からツアーバスで、最初の訪問地に向かいました。天候にも恵まれ車窓からは美しい空、海が見られました。

「北海道」に来るとよく見かけるコンビニ「セイコーマート」が「礼文島」でも見られました。

車窓からの写真となりますので、不鮮明となりますが、「ラナルド・マクドナルド上陸記念碑」となります。
「ラナルド・マクドナルド」と言う名前は私は今回初めて知りましたが、鎖国時代の1848年に、アメリカの捕鯨船から小型船で日本に密入国し、日本初の母国語話者による公式の英語教師となります。
但し、密入国者となりますので、日本では囚われの身となり、長崎に送られ1849年４月米国軍艦に引き渡され、日本に滞在したのは約10ヶ月との事です。
独房での監禁生活でしたが、彼の恭順な性格により日本人による彼の扱いは終始丁寧であったと言われています。
尚、最初に上陸したのは「焼尻島（やぎしりとう）（北海道羽幌町）」となりますが、そこは無人島（実際には人が住んでいたそうです）だと思い、「利尻島」まで小型船で移動して来てこの場所に遭難者のふりをして上陸したことになります。
日本国内では「焼尻島」とここ「利尻島」の上陸地点、および幽閉地の「長崎県長崎市」、そして生誕地の「フォート・アストリア（アメリカ合衆国オレゴン州）にも記念碑があるとの事です。

この後に訪れる「オタトマリ沼」近くの駐車場にツアーバスをとめ、徒歩で最初の訪問地に向かいました。

目的地の「白い恋人の丘」に到着です。ここからは、標高1721メートルの「利尻山（利尻富士）」がよく見られました。

「白い恋人の丘」の名前からも想像されたかと思いますが、「北海道」のお土産として有名な「白い恋人（石屋製菓）」のパッケージの絵が描かれた場所となります。
その事は初めて知りましたし、今回訪れなければ今後もこの事を知ることは無かった様に思いました。

案内の看板にも書かれていますが、「石屋製菓」の当時の社長が「利尻島」を訪問した際に、スイスにあるような「利尻山」の美しいシルエットに感動し、起用したと言われています。

「白い恋人の丘」は通称のようで、正式名称は「沼浦展望台」とのことです。そして、ここで「プロポーズ」をすると「プロポーズ」証明書をもらえるそうです。

私たちは熟年夫婦を対象としたゆったりとしたツアーに参加しましたので、ここで「プロポーズ」をされている方はいらっしゃらないように思いました。。。。他に訪問されている方もいらっしゃらなかったですが、白い椅子に座りプロポーズも一生の思い出になりそうな感じでした。

後ろを振り向くと美しい海が見られました。遠くに見られる陸地は「北海道」となります。

「白い恋人の丘（沼浦展望台）」を後にして、「オタトマリ沼」に訪れました。「利尻島」の沼としては一番大きい面積となります。
「オタトマリ」とはアイヌ語で「砂浜のある入江」を意味するそうです。
そして、現在の「上皇皇后両陛下」が「天皇皇后両陛下」時代の平成30（2018）年8月に「北海道」を3日間、行幸啓された際に日帰りで「利尻島」にも行幸啓され、お立ち寄りになられた場所ともなります。